日野自動車のマイクロバス「リエッセ」(リエッセ)の買取について
リエッセとは?

日野自動車が販売していたマイクロバスです。製造はジェイ・バスより供給を受けていたOEM車になっています。またOEM兄弟車としていすゞ自動車が販売していたジャーニーがあります。また一時期、トヨタ自動車でもコースターRとして販売されています。名称の語源は英語のリムジンとフランス語のコンテッセ(伯爵夫人)を合わせて出来た造語です。
日野自動車のマイクロバス「リエッセ」(リエッセ)の特徴
1985年に生産開始されている2m幅の小型車RB系はクラス初のリヤエンジン車輌。自家用やレンタカー用として活用されます。1992年にはホイルベースを変更して前扉仕様を追加。路線バス用途に活躍し、後に前後2ドア仕様も登場しコミュニティバスやローカル路線などの小さな需要にも対応する仕様になっています。AB系はフロントエンジン車として登場しています。リフト付き車輌や幼児専用車として利用されます。外観は共にハイルーフ・ロングボディー仕様になっています。
平成6年の排出ガス規制に伴うフルモデルチェンジによりRB系はRX系となりリエッセの名称になります。AB系は1995年に製造中止となりますが1996年にリエッセⅡとしてトヨタ自動車からOEM供給による発売をすることとなります。
●リエッセRX KC-RX4JFAA系
1995年より販売が開始されています。エンジンはJ05Cとターボ付きのJ05C-TI。マイクロバスでは唯一のRR方式で定員確保やワンマン機器取付が容易なことからコミュニティバスとして使われるようになります。
●KK-RX4JFEA系
1999年より生産開始されます。平成10年排出ガス適合車、AT車に乗用車と同じPレンジが採用されます。
●PB-RX6JFAA系
2004年8月生産開始されます。平成15年燃費基準適合車、幼児専用車が廃止されます。
●BDG-RX6JFBA系
2007年6月マイナーチェンジ車輌。平成17年燃費基準達成車、観光系の下級グレードにはスイングドア、DXでは床下トランクルームがそれぞれオプション設定出来るようになります。
現在ではリエッセという名称機種は、平成27年度燃費基準を達成している日野・リエッセⅡとう名称で販売されているものだけです。