日産の軽「クリッパー」(クリッパー)の買取について
クリッパーとは?

NV100クリッパーは、日産自動車が販売をしている軽自動車でセミキャブオーバー型のライトバンです。日産初の軽自動車でもあります。
クリッパーといえば、初代から中期にかけて旧ブリンス自動車工業が発売した中型トラックをモデルチェンジして使用されていた車名です。初代は三菱自動車と日産自動車の共同開発でミニキャブのOEMとして生産されていましたが現在はスズキからのOEM車になります。
名称は、上記のOEM供給の合意の際に「クリッパー」と決定されています。クリッパーの由来は英語で「駿馬、俊足を誇る馬」の意味になります。
日産の軽「クリッパー」(クリッパー)の特徴
クリッパーの歴史・機種構成
●初代 U71V/U72V型
2003年9月にクリッパートラックと同時に発表。2013年まで生産されています。
CS・DX・GLの3グレード設定。エンジン型式は三菱同様のU71V型を採用しています。
2004年に一部改良。助手席エアバッグ、衝突安全ボディに対応しています。
2005年、液晶式トリップメーター採用。ヘッドランプレバライザー標準仕様です。最上位GLグレードにカセット一体型ラジオを装備。
2006年、サイドアンダーミラーを標準搭載。CDプレイヤーやカラードアミラーの採用。「エクストラパック」
2007年、内装色がツートーンカラーに変更されます。リアシートベルトの採用。
2010年、特別仕様車「DX Black-Limited」黒バン発表。
2012年、NV100クリッパーに名称変更されます。グレード体系の見直しと低価格化を実現。
●2代目 DR64V型
2013年よりスズキ・エブリイのOEM車になります。同年12月に初のフルモデルチェンジを行います。グレード体型はDX・GX・GXターボ。
3代目 DR17V型
2015年2月より生産されています。エンジンをR06A型に改良し低、中速トルクをアップ。加速性能・登坂性能が大幅にアップしています。
スズキはマツダ・スクラムとしても同車種をOEMとして提供しており、三菱ミニキャブもOEMとなったため、4兄弟での車種取り扱いとなっています。
東日本大震災で津波の被害を受けた地域では、特にクリッパーバンの普及率が高くなっています。